冷え込んだ冬の朝、車に乗り込もうとするとフロントガラスが真っ白・・・。なんてこと、ドライバーの皆さんは一度は経験があるのではないでしょうか。フロントガラスが凍結していると前が見えなくて困ってしまいますよね。特に通勤で車を使うの方にとっては大きななストレスになります。
テンションも下がり「いっそのこと今日は休もうかな」と思ったりしても実行に移すわけにもいかず、結局は対処方法を模索するわけですが、氷解スプレーを使ってください。もう一度言います。氷解スプレーを使ってください!
氷解スプレーを使うべき理由
「うまい・安い・早い」これにつきます。うまく氷だけを溶かしてくれるのでガラスも傷つかず、お値段もせいぜい数百円。商品にもよりますが、氷が溶けるまでにかかる時間も10秒程度! 1秒でも早く家を出たい朝にはあっという間に氷を溶かしてくれるというのはとってもありがたいですよね。
おすすめできない 解氷スプレー以外の方法
お湯をかける
これ本当にダメ、一番してはいけない方法です。
毎年のように冬になるとフロントガラスの凍結を解消すべく用いられる方法ですが本当にフロントガラスが粉々になる危険があります。
熱湯をかけた結果、銃撃戦に巻き込まれたかのような車で出勤してきた知り合いがいました。しばらくはその話題で持ちきりになり一躍人気者(?)になった彼ですが、ガラスが割れたショックと冷気がガンガンにあたって顔面蒼白だったことを毎年思い出します。本当にやめてくださいね。
スクレイパーでガリガリ
これだけでも氷は取れますが氷解スプレーとの併用をおすすめします。なぜなら時間がかかるから。
ちなみにスクレイパー自体でフロントガラスに傷がいくことは基本的にはありません。ガラスの方が硬いですからね。
ただフロントガラスに付着していた砂などの異物をスクレイパーでガラスに擦りつけたせいで小さな傷が行くこともありますのでご注意ください。
ウォッシャー液でゴシゴシ
軽い凍結であればウォッシャー液を噴射してワイパーでゴシゴシすれば解決することもありますが、ワイパーゴムがちぎれてしまう恐れがあります。
フロントガラスが凍結している場合、ワイパーのゴムもフロントガラスに凍り付いてしまっている可能性があり、そのまま無理矢理動かそうとすると劣化しているゴムだとちぎれてしまうかもしれません。
ウォッシャー液を使う場合はそういったリスクがあることを覚えておいてください。
ちなみに解氷ウォッシャー液というものもありますのでワイパーでゴシゴシ派の方は是非ご検討あれ。
暖房でポカポカ
時間さえあればおすすめの方法です。
どこも傷めることもなく車内も暖かくなるこの方法、一番のデメリットはやはり時間がかかるということ。あとガソリンを消費すること。
私調べですが、暖房で解氷しようとすると少なくとも10分はかかってしまいます。朝の忙しいタイミングでの10分のロスは大きい。
ホットコーヒー片手に車内で待てる人はいいですが、そうでない人はエンジンスターターの導入を考えてもいいかもしれません。
予防方法について
最後に、そもそもフロントガラスを凍結させない予防方法についてです。前もって防氷カバーをフロントガラスにかけておくと、氷が付着するのを防ぐことができます。使用する際は、カバーがしっかりとフィットしていることを確認してください。警視庁もおすすめしている予防方法ですが、出発前に凍結した防氷カバーの処理をどうするか、というのがデメリットでしょうか・・・
・以上、冬の朝に凍結したフロントガラスの解決方法でした。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。今日も一日、安全運転で!
コメント